Loading...

Activity活動紹介

ゴミを減らそう!~立川四小の6年生が昭和記念公園でフリーマーケットを開催

昨年度の「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」で提案・採択された、チーム「立川整備隊」が、3月20日(日)に、国営昭和記念公園内花みどり文化センターで、フリーマーケットを開きました。

 

チーム「立川整備隊」のメンバーは、立川四小の6年生(2021年度)5人。
「こどもとおとなのはなしあい」で提案したときのタイトルは「ゴミを減らそう!」でした。
ゴミを減らすにはどうしたらいい?とみんなでさまざまなアイデアを出し合い、「自分の家では不用になったものを捨ててしまえばゴミになるけれど、フリーマーケットを開けば欲しい人に届けることができる」という意見でまとまったそうです。
このチームは行動力もあって、提案を行う前に、昭和記念公園に行って「フリーマーケットを開きたい」と話し、開催許可ももらっていました。

 

それでも準備は大変でした。
開催日が決まってからは、小学校のみんなに呼び掛けて不用品を集めたり、当日のボランティアスタッフを募集したり、当日会場に来てもらうためのチラシを作ったりと、がんばりました。
そうして迎えた3月20日は快晴! ウドラもみんなの応援に駆け付けましたよ。

 

 

お客さん来てくれるのかなあ。
ドキドキしていたらあっという間に10:00になり、フリーマーケット開店!

 

開店前の不安が吹っ飛ぶくらい、たくさんのお客さんが来てくれました。

 

 

最初は恥ずかしくてなかなか上手に売り子さんができなかった子どもたちも、次第に接客に慣れて、大きい声で呼び込みができるようになりました。
学校のお友達だけでなく、たまたま昭和記念公園を訪れた人も、それぞれ買い物を楽しんでくれたようです。
たくさん用意してあった商品も、午前中にはかなり少なくなってしまうほど盛況でした。

 

こうしているうちに3時ごろにはほぼ売り切れて、フリーマーケットは終了。
お疲れさまでした。

 

 

◎子どもたちの感想

  • 最初は物が集まるかなと不安だったけど、物を集めた時にかなり集まって、今日並べてみてもすごい数が集まったので、たくさんの人に来てほしいなって思いました。
  • 最初は物が集まるかなとか、人が来てくれるかなって、そういうのばかり気にしていたけど、意外と人が来てくれたり、物を持って来てくれたりして、人って優しいんだって、そういうことがうれしかったです。
  • 最初は違うクラスの子とか、違う学年の子ばかりで緊張していたけど、始まるとだんだんなじんできて、なんか楽しくなってきた。
  • こういうお店を開く時って、準備とかみんな簡単そうにやっていたけど、実はやってみて難しいんだって思いました。商品の売れ残りがあった時にどうしようとか、商品の配置とかでお客さんの気分も変わるかもしれないから、そこが難しかった。
    やってみて、やっぱり楽しいです。
  • 人が使って要らなくなったものを買うってなんか不思議だなって思いました。人が使ったものをまたほかの人が買って使うっていうのが不思議。

 

 

 

さて、このフリーマーケットにはまだ後日談があります。

 

フリーマーケットの収益は、ガーデニング用品の購入に充てて、昭和記念公園に寄付することになりました。

 

 

その話を受けて、昭和記念公園花みどり文化センターから子どもたちに感謝状が贈られることになり、4月2日(土)その贈呈式が行われました。

花みどり文化センターの辻館長から、感謝状を受け取るチーム「立川整備隊」の代表。

 

 

館長から、子どもたちに向けて、感謝の言葉も贈られました。

 

「ゴミを減らしたい!」から始まったこのフリーマーケットは、不用品を提供してくれた人、買ってくれた人だけでなく、昭和記念公園からも感謝されるすてきなイベントになりました。
この体験はいつまでも大切な宝物になりますね。