Loading...

Activity活動紹介

“ポイ捨て防止・低減と地域交流”を掲げて「2023環境フェア」に出展

今年の「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」(以下、“はなしあい”と表記)で採択された子どもたちの「やってみたいな、こんなこと」。その後どうなっているかな?
ご報告します。

 

10月1日(日)、立川市子ども未来センターで開催された「2023環境フェア」に、チーム「第一学院の愉快な仲間たち」が参加しました。
チームメンバーは、立川市柴崎町にある通信制高校「第一学院高等学校立川キャンパス」の生徒たち。
同校では、以前から定期的に立川駅周辺の地域清掃活動に取り組んでいて、その中で“ポイ捨てされたゴミが街の景観を汚し、人々を不快にさせている“という事実に気付いたそう。


生徒たちは
「街の人たちにこのポイ捨ての実態を知ってもらいたい」
「ポイ捨てがやがて動物や海洋へも影響を与えていることも伝えたい」
「ポイ捨てゴミを減らすためには、一人一人がゴミを持ち帰ることを当たり前にすればいい」
と考え、その思いを多くの人に伝えるために「2023環境フェア」への出展を決意。
“はなしあい”でプレゼンを行った結果、出展にかかる備品などの費用を「ウドラ夢たち基金」でサポートすることになりました。



そして迎えた当日。
同校のブースでは、約10人の生徒がスタッフとして参加。
ポイ捨てゴミに関するクイズを行って来場者に回答してもらい、オリジナルシールを貼った携帯用ポリ袋ケースとお菓子合計150個を配布しました。



ブースの外では、スタッフが「クイズやってます! 正解するとプレゼントがありますよ」と熱心に勧誘していて、続々とお客さまがブースに入っていきました。
子どもからシニアまで、幅広い世代の関心を集めているようでした。



クイズは
「1回の地域清掃で拾うタバコの本数は何本?」(①100本、②300本、③600本の中から選択……正解は③)
など、市内の地域清掃活動を通じて分かった事柄について尋ねるもの。
さらに、ブースの内容についての感想や、きれいな立川を実現するためのメッセージを書き込むボードも用意されて、とても充実した展示内容でした。





もちろん、われらがウドラも応援にかけつけました。
11:30と13:00の2回、ブースの前に立って呼び込みに協力したり、来場者と一緒に写真を撮ったりしました。



また、立川市の酒井市長や衆議院議員、市議会議員の方々なども来場。チームメンバーは今回の出展目的についてしっかり説明していました。

 

用意した150個の携帯用ポリ袋ケースは、14:00には配布終了。
来場者が書いたメッセージは、写真のように立派な“木”になりました。



このチームは、 “はなしあい”でもその企画力・提案力が光っていましたが、当日の運営もスムーズでとても気持ちの良いものでした。
メンバーは終始キビキビと動き、「ポイ捨て防止・低減」について来場者に問いかけたり、地域交流を図ったりしている姿が印象的で、ブースの周辺はつねに活気に満ちていました。
来年もまた新たな提案をしてくれることを期待しています。