SDGsに貢献!「立川の規格外野菜を使った料理動画」が公開されました
昨年の「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」では、子どもたちの「やってみたいな、こんなこと」4件が採択されました。
その一つ、立川第一中学校のチーム「立川一中生徒会本部」の “立川で採れた規格外野菜を使って自分たちで料理を作り、その動画を公開したい”という夢がついに実現しました。
その動画が公開されたのは、立川市の公式YouTubeチャンネルです。
動画を視聴する
「立川一中生徒会本部」のメンバーは、職場体験の授業で、規格外野菜がたくさん廃棄されているということを知って、自分たちで何かできないかと考えたのだそう。
そこから、「SDGsに貢献し、また立川市のPRにも繋がるように、市内で採れた規格外野菜を集め、料理愛好家の方に料理を教えていただきながら自分たちで調理をして、その様子を立川公式YouTubeに投稿したい」という提案が生まれたのです。
料理動画の撮影は昨年12月20日に、立川一中の調理室で行われました。
規格外野菜は市内の清水農園さんにご協力いただき、撮影前日に、ダイコン、ニンジン、白菜、
カブなど、収穫から体験させてもらいました。
料理を教えてくださったのは、市内で料理愛好家として活動している井口あつこさん。
ほとんどが調理初心者の生徒会メンバーは、井口さんに野菜の切り方からきめ細かに教えてもらいながら、けんちん汁、大根サンド、ハンバーグ、ニンジンのシリシリなどを作りました。
当日はわれらがウドラも応援に駆け付け、調理に悪戦苦闘する生徒たちを激励。
時間はかかりましたが、なんとか料理もできあがり、先生方も一緒においしくいただきました。
動画を制作したことを振り返り、「この企画を通して、規格外野菜のことが発信され、SDGsに貢献することができればいいなと思う」「実際に野菜を取りに行った時にまだ食べられそうな物も捨てられてしまっている現状を知った」などの感想を話してくれました。
この動画をたくさんの人に見てもらうことで、立川の農業についての理解が広がり、規格外野菜の問題を考えるきっかけになるといいですね。