立川市立第二小学校「校舎にありがとうプロジェクト」開催!
2025年度の「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」(以下、“はなしあい”と表記)で採択された子どもたちの「やってみたいな、こんなこと」。その後どうなっているかな?
ご報告します。
2026年1月24日(土)、立川市立第二小学校にて「校舎にありがとうプロジェクト」が開催されました。
立川市立第二小学校では、約60年間にわたり地域とともに歩んできた旧校舎が建替えによって解体されることになりました。そこで子どもたちからは、
「校舎が取り壊される前に、二小のみんな、卒業生、先生、地域の人たちと大きな絵を描いて、これまでお世話になった校舎に感謝を伝えたい。いましかできない“最後の思い出作り”がしたい。」
という声が上がり、このプロジェクトが企画されました。
この想いは学校だけでなく地域にも広がり、卒業生や地域の皆さんからも多くの参加申し込みがあったそうです。
松村校長先生も、工事による仮囲いで校庭が狭くなり、不自由を感じている子どもたちの状況に触れながら、「だからこそ、この時期に二小にいる子どもたちに特別な体験を味わってほしい」という思いを語ってくださいました。
子どもたち・先生・卒業生・地域の皆さん──多くの気持ちが重なり、このプロジェクトが実現しました。
当日は図工室に集合し、この日のために児童が制作した「アクリル絵の具の使い方」動画を視聴するところからスタートしました。子どもたち自身の言葉でまとめられたわかりやすい動画に、「やってみたい!」「こうするんだ!」と声が弾み、活動前から期待が膨らんでいきました。
説明が終わると、いよいよ壁画制作がスタート。
子どもたちはそれぞれの学年テーマに沿って校舎の壁へ絵を描きはじめ、校舎は一気ににぎやかなアトリエへと変身しました。宇宙、二小校舎の四季、手形の花など、さまざまなテーマで壁が色鮮やかに彩られていきます。
3年生のフロアでは、「二小ハッピーシャボン玉」をテーマに、大きなシャボン玉の中へそれぞれが思い出や大切にしているものを描き込み、にぎやかで楽しい世界が壁いっぱいに広がっていました。
また、この日描かれた壁画には、二小のキャラクター「にこりん」の姿もたびたび登場。にこりんを囲むように色や形が加えられていくたびに、子どもたちの笑顔も自然と広がっていきました。
校舎のあちこちから「見て!」「できたよ!」と声が聞こえ、学校全体が活気に満ちたひとときとなりました。
当日だけでは描ききれなかった部分は、後日、図工の授業で続きを仕上げていく予定です。子どもたちのペースで丁寧に描かれる壁画は、より一人ひとりの気持ちが込められたものになるはずです。
完成した壁画は、2026年3月2日(月)開催予定の「第二小の歴史と思い出を振り返るイベント ~ありがとう、私たちの校舎~」にてお披露目されます。
約60年の歴史を刻んだ校舎が、子どもたちの感謝と笑顔で彩られ、地域のみなさんに見てもらえる特別な一日となりそうです。
子どもたち、卒業生、先生、地域の方々──多くの想いが集まり、「ありがとう」を色と形で表現した今回のプロジェクト。
“今しかできない体験”を胸に、子どもたちは自分たちの手で、校舎との最後の思い出をつくりあげました。
描かれた壁の一つひとつに、二小の歴史と子どもたちの気持ちがしっかりと息づいています。
どんな絵がお披露目されるのか、完成がとても楽しみです。