チーム「カラフルペンキ公園にしよう」と立川市の意見交換会が行われました
前回はこの「活動紹介」のコーナーで、9月に行われた「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」について報告しましたが、今回は、応募はしたけれど残念ながらこの場には立てなかったチームのその後について紹介します。
立川二小の4年生のグループ、「カラフルペンキ公園にしよう」チームです。
内容は、「立川曙三第二公園(通称:あひる公園)内のすべり台のサビがひどく、ペンキもはげているので、長く使えるすべり台に変身させたい」というもので、提案のタイトルは「わくわくあひる公園(立川曙三第二公園)に変身」でした。
「ウドラ夢たち基金」のメンバーは、このチームがこの提案を行うよりずっと前から、「ペンキがはげてしまったすべり台を何とかしたい」とおとなに相談したり、市役所にお願いに行ったり、ねばり強くいろいろな努力をしてきたことを知り、とても感心しました。みんなの公園について、おとなたちに自分たちの声を届け続けた取り組みはとてもすばらしいことだと思いました。
でも立川市の計画ではこの公園は数年のうちになくなることが決まっており、だから「すべり台の改修はできない」ということが分かったので、9月の“はなしあい”での発表には進めませんでした。
せっかくがんばって作ってくれた提案を、このままにしておくのはもったいない。
それまでの取り組みをなんとか活かして、こどもたちの思いをつなげたい。
そこで立川市子育て推進課の人と、公園を担当する公園緑地課の人たちが一緒に、11月に第二小学校を訪問して、こどもたちとの意見交換会を行うことになりました。
当日は、チーム「カラフルペンキ公園にしよう」のメンバーがスライドを使い、自分たちの思いや今までの取り組みを発表しました。
こどもたちは、ここをどういう公園にしたいのか、現状のさびたすべり台の写真を見せて、「このすべり台を虹のような色に塗ってみたい」と説明しました。
市の公園緑地課の人からは、市のまちづくり全般についてお話がありました。
こどもたちからは、「“こどもとおとなのはなしあいin市議会議場”で提案することはできなかったけれど、立川市のまちづくりのことについていろいろ知ることができてよかった」という感想をもらいました。
立川市役所のおとなたちにとっても、こどもたちの意見を直接聞けるとても有意義な時間が持てたことと思います。
「ウドラ夢たち基金」は、これからも
こどもたちの夢の実現を応援していきます。