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Activity活動紹介

立川フットサル頂上決戦~立川のフットサルチーム・立川アスレティックFCを有名にしたい![前編]

2022年度の「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」で提案・採択された「立川フットサル頂上決戦」(チーム名:THS)の活動について報告します。

「THS」は、立川市立第八小学校の6年生9人のグループ。
チーム名は「立川八小最強JAPAN(Tachikawa Hassho Saikyo Japan)」の頭文字を取って付けました。

 

立川八小最強JAPAN(THS)のメンバー

 

このチームの提案は、立川をホームタウンとするフットサルチーム「立川アスレティックFC(以下、立川アスレ)」とフットサルの試合<立川フットサル頂上決戦>を実施して、立川アスレのことをみんなに知ってもらい、さらにフットサルの魅力を伝えたいというものでした。
なぜ立川アスレを応援したいのかー。その理由は、昨年立川アスレの選手たちが八小で「フットサル教室」を開催してくれて、それがとても楽しくてうれしかったから。
こんなすばらしいフットサルチームが立川にあることをたくさんの人に知らせるために、自分たちが立川アスレと試合をして、チラシやSNSで発信したり、メディアに取材してもらったりすることでPRしよう、と考えたのだそうです。

 

※「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」の様子はコチラで。

立川アスレとがっちりタッグを組んで

実は、このチームが、「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」に提案したときの予算は、とても高額なものでした。
フットサルコート(MIFA Football Park Tachikawa=以下MIFA)の使用料、立川アスレの選手を試合に呼ぶ費用、オリジナルユニフォームの制作代、宣伝活動…。気が付けば「ウドラ夢たち基金」が支援する限度額(年度の限度額)50万円に限りなく近づいた金額になっていました。

 

「こどもとおとなのはなしあい~」当日、審査員のおとなたちからその点を指摘され、頭を抱えたこどもたち。
そのとき傍聴席から立川アスレの皆本代表が立ち上がり、「選手代は1人3万円のところを1人1万円に減額しましょう」と助け舟を出してくれたのです。
そして無事に提案は採択されたのですが、まだまだ予算を削る必要が・・・。

 

そこで、おとなたちも協力して知恵を絞ることになりました。

その結果は以下の通り。

  • 会場のMIFAを当初計画していた「3コート3時間利用」ではなく、「3コート2時間利用」に短縮して、利用料1時間分をカット
  • 立川アスレのツテで既存のユニフォームを提供してもらう。これで一からオリジナルのユニフォームを作る必要はなくなり、既存のユニフォームにチーム名や名前、ウドラのイラストなどをプリントすることに
  • PRで使いたいと考えていた立川駅北口の伊勢丹の大型ビジョンも、立川アスレの枠を無料で使わせてもらう
  • 動画は自分たちで作る

これでプロジェクト実現のための予算は当初の半額程度に抑えられることになりました。

 

既存のユニフォームをアレンジして作った“オリジナル”ユニフォーム

 

 

一方、予算面で多大な協力をしてくれた立川アスレからTHSのメンバーに、1月14日(土)にアリーナ立川立飛で行われる公式戦(Fリーグ第19節 立川アスレティックFC vs 名古屋オーシャンズ)に向けて、以下のような協力要請がありました。

  • この試合にたくさんのお客様に来てもらえるようアスレ立川のメンバーと一緒に、駅前でチラシを配ってほしい
  • 当日、THSの力で100席分を満員にしてほしい

どちらも責任重大な任務です。
でも、おとなとこどもが対等な立場で助けあうというのはとても素晴らしいこと!
こどもたちも積極的に協力していくことになりました。
こんな経験一つ一つがこどもたちの可能性をどんどん広げていくことになりますね。

 

1月10日(火)はそのチラシ配布の日。
JR立川駅と伊勢丹2階正面で子どもたちがチラシを配布しました。

 

 

1月14日の公式戦は、THSの協力もあってチケットは完売!
もちろん100席のシート(こどもたちの発案で“ウドラ夢たち基金シート”と名付けられました)も満員になりました。
立川アスレも地元の声援に後押しされ、強豪の名古屋オーシャンズに勝利しました。

THSのメンバーは会場内にブースを作らせてもらい、みんなでユニフォームを着て、「立川フットサル頂上決戦」の宣伝活動を行いました。

「立川フットサル頂上決戦」の本番は、約2週間後の1月31日(火)。
THSの練習にも熱が入る中、準備したPR動画が伊勢丹のビジョンで公開となりました。

 

さあ、決戦の日が迫ってきました!(後編に続く)

後編はこちら